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ガシャポンクエスト~冒険の始まり編~ レビュー

ガシャポンエスト~冒険の始まり編~』(2022年12月発売)

新シリーズ、『ガシャポンエスト』の第一弾が登場しました。
アクアシューターズの姉妹的な内容です。
その名の通り、ガシャポンで1回500円。全7種類です。

 

 

 

 

異世界から来た少年


公式曰く、"東京浅草から来た少年"。
良い筋肉してるな…。服装と出身地のせいで人力車引いてたんじゃないかと思ってしまう。

 


顔up。
クッキリとしたアイプリ。
コスト的な問題もあるのでしょうが、後述の"②勇者の娘"と唇の色が同じ鮮やかな朱色なので、顔パーツも女性キャラとして使えますね。TSじゃん。

 

 

 

②勇者の娘


公式曰く、"かつて【魔王】を退けた【勇者】の娘"。

 


顔up。
"①異世界から来た少年"と同じく綺麗なアイプリ。
カチューシャや髪飾りもあって可愛い。

 

 

 

各部詳細


なんとなく分かる可動範囲。

開脚は男素体の方が広いですが、それ以外は大体同じ。

接地性はどちらも残念。
足首は、アクアシューターズと同じ形式ですが、悪くなってるような…。

腰は軸で回転可能。
アクアシューターズと大きな違いとして、胸下にボールジョイントが追加されました。ありがたい。

肘/膝は90度。

パーツ割りを見て太ももロール可動を期待しましたが残念ながらありませんでした。

 

 


顔/胸以外を組み替えてみました。
首の接続位置が違うので顔だけ組み替えると違和感が凄まじかったので割愛。
いやこの状態なら違和感がないとは言わないが。

女性キャラでこの膝はもうロボコ。

 

 


顔のパーツ割り比較。
左はアクアシューターズ第4弾の"星乃ともよ"です。
アクアシューターズと女素体は同じ。
男素体は後ろ髪パーツが首に繋がっています。

 


左が女素体の顔パーツ。右が男素体の顔パーツです。
見ての通り互換性はありません。

 


ただし、男素体も前髪の接続形式は同じなので組み替えることができます。

 


アクアシューターズとの互換性は顔と髪と靴くらい。
他はジョイントの太さが合いませんでした。

 


手パーツ比較。

左から、アクアシューターズ、女素体、男素体。

アクアシューターズの接続軸は太くて流用不可。
アクアシューターズでは武器持ち手が丸軸固定でしたが、ガシャポンエストでは開き手になり、手の内側に引っ掛ける爪があります。

また、女素体と男素体で手の大きさが若干異なります。

 


個体差でゆるい場合もありますが、アクアシューターズの武器も持てなくもない。

 


台座。
ガシャポンエストの素体には腰にダボ穴が無く、挟み込み方式の台座になりました。
個人的には浮いた状態で飾りやすいのでアクアシューターズと同じ形の方が良かったな…。

 


肘、膝はアクアシューターズと同じで丸軸が埋まっているのですが、驚くことに1枚のランナーで最初から成形されていました。
ガンプラだとRGの指パーツのランナーでやってるアレです。
アクアシューターズでこの部分を組み立てるのかなり大変だったので、これはめちゃくちゃ嬉しい。
その分コスト上がるんじゃないのかと思うんですけど、これがガチャにも採用できるほどバンダイの中ではもう難しくない技術なんですかね?やばい。

 

 

 

③鉄の鎧


胸当ては女素体専用。
ガントレットは開き手と持ち手が付属
足首のジョイントパーツが無く、別途素体から持ってくる必要があります。めんどい。

 


装備。

装備しても肩や足が出てて心配になる…。
この辺りをカバーするには、『プロローグ ノアの町編』というオンラインガチャで"勇者の娘(私服)"を当てなきゃいけなかったんですね。
筆者は引いてない。というか気付いたら終わってた。でもやれたとしても天井のないガチャだったので多分やってない。

と言いつつ、今は若干後悔してます。
ハズレ枠の武器も地味に色数多いんですよね…。

 

 

 

④戦士の鎧上、⑤戦士の鎧下


戦士の鎧上。
右下のC型のパーツは、その上にある防具をボールジョイントで接続し、腕に挟み込むためのパーツです。男素体用、女素体用で2種類あります。

 


開封時、首がえらく曲がってたので、お湯ポチャして矯正しました。

 

 


戦士の鎧下。

こちらは鉄の鎧と違って足首のジョイントが成形されています。

 


戦士の鎧下は、足の接続が付けにくく抜けやすい(?)ため、股パーツは外した方が良いです。ツイッターで見た。
戦士の鎧をセットで付けているときは股は見えませんし。ノーパン戦士かぁ…。

 

 

 
戦士の鎧上下を装備させました。
澄ました顔してますが、前述の通りノーパンです。こわいね。

2商品使うこともあって、なかなかのボリューム。
肩の防具がポロリしやすいです。

 

 

 

⑥武器A、⑦武器B


順番間違えました。
左の列が"⑦武器B"、右の列が"⑥武器A"です。

 


盾の裏側。

 


持ち手が開き形状になったことで武器の自由度が広がりましたが、それはポロリとの戦いの始まりというね…。

 

 


第1弾の中だけで雑に組み替えました。
まだ第1弾だけですが、アクアシューターズの顔と髪も合わせれば、いろいろやれそう。

 

 

 

フリーショット

最後はメインビジュアル再現で。

 

遂に始まった新しい沼ガシャポンエスト。
アクアシューターズで得た技術が活かしつつ、"装備(装着)する"という新たな要素が追加されました。
アクアシューターズでもこのサイズでこんなに動くのか!と驚きましたが、胸の可動が追加されたのは個人的にすごく嬉しい。

組み立ては、肘/膝の軸打ちがランナー成形されているのが凄いです。
軸打ちの苦労はなくなりましたが、足を股に付けるのが難しかったです。
しかも触っていると抜けやすいという。
持ち手も触っているとポロリしやすいのでもう少しだけキツいとありがたい。

第1弾なので、この辺りは今後改善してくれたら嬉しいですね。
少なくとも第3弾までは出そうですし。

あと今からでも台座の接続方式をダボ穴にしてほしい…。

 

要望が多くなってしまいましたが、触ってるとめちゃくちゃ楽しいので是非回してみてほしい。

ちなみに筆者の戦績ですが、

 ①異世界から来た少年:3
 ②勇者の娘:3
 ③鉄の鎧:1
 ④戦士の鎧上:1
 ⑤戦士の鎧下:2
 ⑥武器A:2
 ⑦武器B:5

でした。

まさか素体ではなく、"④戦士の鎧上"で沼るとは思いませんでした…。
一番コストが高いであろう素体が3つずつ来たのは嬉しい。
これが第1弾だけのサービスアソートなのか、単純にその分防具にシワ寄せが来ているのか、単純に運が良かったのかは分かりませんが。


第2弾は沼らないといいな…沼るだろうな…。
100円玉用意しておきます。