あおかみろんぐ

フィギュアとバイクとシャニマス

サンコーの水冷ベストは真夏のライダーを救うのか?(レビュー)

マーシーズン到来!(画像略)

3年前に熱中症になってから癖が付いたのか、年々夏の暑さが厳しくなっているからなのか。
この時期に外出すると具合が悪くなる筆者です(自己紹介)

 

けどさ、おバイクしたいよね?

晴れの日なんて普通ならバイク日和だけど、最高気温見て"あっ(察し)"ってなって萎える日々。
そんな悶々とした気持ちを脱すべく、水冷ベストに手を出しました

 

THANKO 水冷クールベスト

買ったのはTHANKOの『水冷クールベスト』
お値段、¥14,800です。

www.thanko.jp

 

ベストの裏面にチューブが通っており、背中のタンクに入った水が循環することで、身体を冷やすといった仕組みになっています。

 


前面。
見た目はハイドレーションバッグやランニングリュックのような感じ。

 


両胸にはファスナー付きのポケットがあり、
左胸にはポンプを操作するリモコンと、モバイルバッテリーに繋ぐUSBケーブルが収納されています。

 


手持ちのモバイルバッテリーと繋いでスイッチON。
長押しで起動し、以降はボタンを押すことでポンプの水流が、強、弱、強と弱のループと切り替わります。

 


ベストの裏面、身体に当たる部分はメッシュ生地で、中にチューブが通っています。

 

 


背面。
外殻には薄手のクッションのようなものが入っています。

 


背面のファスナーを開けると、タンクとポンプ(ボタン付きのポケットの中)があります。


タンクの容量は2リットル。
開口部は直径7.5cmでした。

ここに保冷剤と水を入れることになります。

 

 

 

使ってみた


水400ccと凍ったペットボトルを入れて電源ON。
環境は、体感温度35度の炎天下。時間帯は11時~15時。おバイクが一番つらい街乗りで使ってみました。

 

冷たさが持続した時間は、公式サイトの通り約3時間でした。
一番冷たいのは、やっぱり背中。背中に凍ったペットボトル入ってるんだからそれはそう。

 

胸にもチューブが通っていますがこちらは正直微妙。
触ると冷たいのは分かるんですが、背中と比べると太い血管が通っているわけではないので、冷たさ自体が感じにくいのかも。
何より、走っていて風が当たらなくなるので、胸に関しては逆に暑く感じてしまうかも。

 

ポンプの振動や音は結構します。
バイクで走っているときは気にならないけど、バイト降りると振動感じるし、周囲が静かだと音も分かります。あの人ケツにナニか挿れてる?と思われても仕方ないレベル。怖いね。

 

チューブを身体に当てないと意味が無いので、この上からプロテクター入りのジャケットを着たのですが、その際に背中と胸のプロテクターは外しました。そうしないと着れなかった。
背中はベストの方にクッションがあるので、プロテクター無くてもまぁ大丈夫でしょうけど、胸はモバイルバッテリー入れてることもありプロテクター無しは少々不安。

 

 

 

総評

真夏の炎天下でもバイクに乗りたいなら必須装備かもしれない。
これがあれば戦える。
けど、これがないと戦えないような環境or体調なら、そもそもバイク乗らない方が良いのでは?とは思う。

 

今回、水道水+凍ったペットボトルという組み合わせで試しましたが、冷蔵庫で冷やした水ならより効果があったと思います。

 

それにしても準備と後片付けが面倒ですね…。水抜きして乾燥が面倒。

似た商品に、ペルチェという金属板を使ったものがあります。
こちらの方が手軽ではあると思います。


筆者はネッククーラーも持っています。
が、これって炎天下では無力なんですよ…。
金属板をファンで冷やしているからね。熱風じゃあね、無理よ(同じことがハンディファンや空調服にも言える)

そういう面では、やっぱり水冷が最強。
手間は必要経費ということで…。

 

ただ、前述の通り、究極の暑さ対策は"そもそもバイクに乗らない"だからね…。乗るにしても夜ツー。
昼間はお家でネトフリ見ながら積みプラ崩そうね!!!
シャニの30MS予約できなかったよ!クソが!!!