「カメラのキタムラでレンズを"売る"ということはレンズを"買う"ということです」
最後の「はいッ!」が狂おしいほど好き。
ということで、カメラのキタムラにレンズを下取りに出して、中古でレンズを購入しました。
当方、アマチュアと呼ぶのもおこがましい、ただのエンジョイ勢ですのでご容赦ください。詳しいスペックは公式をどうぞ。…レビューとは?
レンズ概要
外観。
35mm/f1.8のときもそうだったんですが、正直質感は好きじゃないしフォントダサいと思ってる。見た目に関してはプラマウントだけどMC50mm/f2.8の方が断然好み。
レンズは携帯性に優れた沈胴式。
ゴミが入る不安はありますが。
ボタン類はシンプルに「A/M」の切り替えのみ。
焦点距離14mm始まりですが、出目金ではないのでフィルターを使用可能です。強い。
(フィルター径は82mm)
付属の花形フードを着せて、Z5に装着。バランス良いです。
重量は、Z5が590g、14-30mm/f4が485gで、約1kg弱。
試写① フィギュア撮り
このレンズの主戦場ではありませんが、まずは家の中で試写。
以下、カメラはZ5を使用し、リサイズのみで撮って出しです。
3sec | f11 | ISO100 | ±0.0EV | 30mm | フルサイズ
5sec | f11 | ISO100 | ±0.0EV | 14mm | フルサイズ
最大と最小の焦点距離で撮影。
NIKONらしいと言うべきか、S-Lineシリーズらしい言うべきか、質実剛健な写りです。良き。
最小焦点距離での画角は114度。ここまで写り込む?ってファインダー覗いてビビりました。
最大焦点距離では72度。30mmというスナップショットに適した距離感で見たまま撮影できます。
0.77sec | f6.3 | ISO100 | ±0.0EV | 30mm | フルサイズ
最短撮影距離(0.28m)で撮影。
やはりというか、フィギュア撮りだと遠いです。
フルサイズで撮影しましたが、クロックアップでAPS-Cにすればもう一歩寄ることも出来ます。
テーブルフォトなら活躍できるはず。
試写② おでかけ
C-PL(W)フィルターを使っています。
1/640sec | f4 | ISO400 | +0.3EV | 30mm | フルサイズ
1/200sec | f8 | ISO400 | +0.3EV | 16mm | フルサイズ
1/250sec | f4 | ISO100 | +0.3EV | 30mm | フルサイズ
1/200sec | f4 | ISO100 | +0.3EV | 30mm | FX
1/500sec | f4 | ISO100 | +0.3EV | 14mm | フルサイズ
1/6sec | f9 | ISO100 | ±0.0EV | 14mm | フルサイズ
1/5sec | f6.3 | ISO640 | ±0.0EV | 30mm | フルサイズ
1/400sec | f5.6 | ISO100 | ±0.0EV | 20mm | フルサイズ
1/400sec | f4 | ISO100 | ±0.0EV | 30mm | フルサイズ
以下、ホワイトバランスを晴天日陰にして撮影
1/80sec | f4 | ISO100 | ±0.0EV | 14mm | フルサイズ
1/25sec | f8 | ISO100 | +1.0EV | 30mm | フルサイズ
1/80sec | f4 | ISO100 | +0.3EV | 30mm | APS-C
以下の記事でもこのレンズを使ってました。
総評
扱いやすい30mm。たまに広角。最強の散歩レンズかも。登山にも良さそう。
いわゆる小三元と呼ばれる中の広角レンズです。
大三元の下位互換かと言われると、決してそうではないと思っています。
大三元は焦点距離が14-24mmですが、こちらは30mmまであります。このおかげで広角だけでなくスナップショットとしても扱えるため、棚の肥やしになりにくいレンズです。
というか、30mmの写真ばかりですね…。
広角だと余計なものが写りすぎてしまう&写り込みを避けるためにローアングルからの似た構図が多くなる、という2点が弱点。
このレンズがというより、自分のセンスの無いって話です。実は広角レンズはこれが初めてなので…。
結局30mmばっかりだな…ってなって「NIKKOR Z 28mm f/2.8」で良かったんじゃね?にならないように使いこなしたい。
個人的にバイクで走るなら空が広い道が好きなので、このレンズとは相性が良いと思ってる。
今後ふらふらどっか行くときはこのレンズを使っていこうと思います。