あおかみろんぐ

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関越トンネル探検ツアー行ってきた話

概要

NEXCO東日本が定期的に開催しているインフラツアーに参加してきました。

その名も関越トンネル探検ツアー』

 

関越トンネル関越自動車道の群馬と新潟を繋ぐ、全長1.1kmの日本第二位の道路トンネルです。(一位は山手トンネルの1.8km)
山岳道路トンネルというフィルタを掛ければ日本一。

青と白の入口が特徴的。入った瞬間はうぉぉってなるけど、走ってると長くて飽きるんだよね…。

 

見どころは上記投稿の通り、普段は立入不可の避難坑を通り、換気用の立坑を登ることができます。

料金は一人8,000円で、現地集合/解散です。
土樽PA越後湯沢駅に集合し、そこからハイエースダンケダンケ。

筆者は上越新幹線で駅スタートにしました。

 

事前に配布された誓約書を書いておくとスムーズです。(忘れても現地でも書けます)

 

土樽PAで合流し、反射板付きのベスト、トランシーバー、ヘルメットを装着しました。

ただのヘルメットでも、公式ロゴ入ってるとテンション上がる。

 

ツアーのルートは以下の通り。

ハイエースで避難坑の中間地点まで行き、そこからはひたすら歩いて、立坑登って…と実はなかなかハード。

 

そもそも避難坑とか立抗って何?って話しなんですが、
…その説明をする前に、関越トンネルのことを理解する必要がある。少し長くなるぞ。

 

"避難坑"は、地質調査及び本線建設作業用として一番最初に掘られたトンネルです。
1985年に現在の下り線が"対面交通"として運用が始まりました。当時は上り線のトンネルはまだ無かったんですね。

一方、時代背景として1979年に東名高速道路日本坂トンネル内で車両火災事故が発生していました。鎮火までに約65時間掛かってしまい、安全確保が重要視されていました。

そのため、本線と避難坑を繋ぐ通路が約350m間隔で、31か所が人用に、3か所が車両用が設置されました。対面交通のため危険性を考慮して、多めに連絡通路を用意したそうな。

その後、1991年に現在の上り線が開通。対面通行では無くなったため、上り線では避難坑への通路は750m間隔で13か所が人用、3か所が車両用として設置されています。

"立坑"は、トンネル内の空気を循環し、排気ガスや煙を逃がす役目です。"万太郎立坑"と"谷川立坑"の2つがあります。山脈のくぼみから突き出ており、山からの"吹き下ろし"でガスは希釈されています。

本ツアーでは"谷川立坑"に行きます。

現場からは以上です。

 

ということで、避難坑へ進入。

 

 

関越トンネル:避難坑~電気室

避難坑内を車で15分程度進んだところで降車。

 

ゲートを通って、トンネル内を進みます。

 

 

最初のポイント「谷川岳の六年水」。

谷川岳の雪解け水が6年を経て浸透したものです。
…普通においしいはずですが、場所が場所なので、あんまり分かんないですね…。やっぱり環境って大事なんね…。

 

 

 

"新鮮空気"好き。

 

トンネル内から電気室へ。
急に文明進んだ感じがして面白い。

 

関越トンネルの電力は、全国でも非常に珍しく"東京電力"と"東北電力"が同時に運用されています。具体的には、トンネル内の走行車線の照明は東京電力。追越車線の照明は東北電力だそうな。

片方が停電してもトンネル内が真っ暗にならないようにということ。すごいのね。

 

 

 

関越トンネル:換気所~立坑直下

電気室を過ぎて、換気所へ。

 

たくさんの巨大な送風機が並ぶ姿が圧巻です。
よく分かんないけど製造中のものも見れてうれしい。

 

換気所から立坑へ繋がる通路の前には頑丈そうな扉。
この中は小部屋になっています、気圧が違うので前後の扉を閉め切ってから、先へ進みます。

 

空気を循環する巨大な送風機。

 

ここからさらに歩いて"立坑"の直下へ向かいます。

幻想的にさえ感じますね。

曰く、すべてLEDに変わったとのことですが、当初は白色で雰囲気ぶち壊しだったので電球色のLEDに変えたそうです。ところどころ白色も残っていますけどね。

 

歩き続けて、"立坑"の直下へ到着。
遠くに光が見えます。
この日は雨模様だったので、肉眼で見ると灰色でした。

 

関越トンネル:立坑

"立坑"直下の脇にある扉から階段へ。

 

そびえ立つ無機質な階段。ここからが本番なのよね…。

 

直角な螺旋階段。
曰く当時の作業員がリュックを背負ったときのサイズ感でこの階段の幅が決まったらしい。
その作業員とは当時の若かりし頃のスリムな私のことです。関係各所から恨む声を聞きます。とガイド役の方が言ってました。
…うん、そうねぇ。そうでしょうね。

 

階段は180m。
マンションの1フロアを3mと考えると、60階。
すれ違いもできないほど狭く、ひたすらぐるぐる回ります。

登りは心拍数がブチ上がり、下りは足が大爆笑。

昇降運動って負荷すごいわね。

 

階段を登り切り、ゴールデンアイみたいな横穴を通り、ようやく外界へ。

"立坑"の真下から出てきて、螺旋階段の直上辺りから撮影。ご立派。

 

周辺環境。緑が深い。

写真中央辺りに土砂崩れの後が見えました。自然のくぼみがあるおかげで、立坑までは流入がないそうな。

 

登頂記念ノート渡されたので書いておきました。対戦よろしくお願いします。

 

その後来た道を戻り、土樽PAで装備の返却とお土産をもらって終了。

 

関越トンネルツアー感想

お土産の中身ですが、

マナティーグッズ!!!(メモ帳、ハンドタオル、コースター、ポケットティッシュ)

特にハンドタオルいいですね。
SA/PAのトイレから出るときにこれ使ってたらめっちゃ良い。良くない?

この他にも概要説明資料とトンネルカードが7枚入ってました。

 

ツアーの感想ですが、身近だけど知らない世界で非常に面白かったです。
専属ガイドが旅行会社の人とかではなく、現場たたき上げのガチの中の人だったので説明も面白かったですね。最初の人数確認や装備配布がモタ付いてたのでちょっと不安に感じてしまいましたが、旅行会社の人ではないので仕方ない。

180m階段はハードで、ふくらはぎがしっかり筋肉痛になりました。
登らないバージョンのツアーもあるみたいですが、せっかくなら登っていただきたい。

 

 

 

蛇足:越後湯沢散策

せっかく越後湯沢行くんだから。ということで、ツアーの集合時間の4時間前には現着してました。
以下はツアーの前後にやってたことになります。

 

 

湯沢町歴史民俗資料館:雪国館』

歴史民俗資料館と言いつつ、町の歴史3割、川端康成関連7割ぐらいの感じでした。
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった」ですね。
…民俗資料の方を期待してたので、うーん…ってなった。

メダルゲームみたい。

 

 

『湯沢高原ロープウェイ』

乗ってみた。20分間隔で運行してました。
季節や事前購入によって料金変わるみたいです。筆者は計画性ないので当日料金3,200円を窓口で払いました。高いわ。

 

高いわ。

 

来たはいいけど、雨降ってるし風強い。

 

ロープウェイ併設のカフェで軽食。

ワッフルとホットコーヒーのセット。
ワッフルがモチモチで美味しい。

 

下界に戻って、ちゃんと昼食。

越後湯沢駅の目の前にあるラーメンショップで"ネギラーメン"いただきました。
チェーンだけど、店の裁量にまかされている部分が多いラーメンショップ
旅行先では地元のもの食べたいところですが、越後湯沢の水で作ったスープって考えると、うまいに決まっているのでは?他のラーメンショップとの違いも分かりやすいし。とか考えました。

まぁ実際うまい。

…味の違いですか?そんな繊細な舌じゃないんで分かんないですねぇ…。

 

この後、ツアーに参加。

ツアー終了後、越後湯沢駅に戻って、駅直結の温泉へ。

内湯1つだけのシンプルな湯。
お酒が入っているようですが、特に感じませんでした。気持ちよかったですよ?

 

湯上りに駅内でご飯食べて、"ぽんしゅ館"へ。

通称、酒ガチャ

ずっと来てみたかった。

500円払って、コイン5枚とおちょこをもらって、お酒を試飲できます。
お酒によって必要なコインの枚数が違っています。

 

以下、筆者セレクト。

辛口が好きなのでそっちメインにしましたが、せっかくなので、普段飲まないようなやつにすれば良かった気もする…。
酒のアテとして、味噌やいろんな種類の塩があったり、水も飲めます。

 

駅直結で、風呂入ったり、ご飯食べたり、お酒飲めたり、お土産買えたりと結構充実してました。最高。

欠点は、19時はそれら全部が閉店することですね…。

駅前はここ以外に時間潰せるところも皆無なので、帰りの新幹線まで虚無でした。
東口の方から少し歩くと温泉があるので、酒風呂入らずそっち行けば良かったんですけど。ただそうなると酒飲んでから入浴になるので最悪死ねるというね…。

 

 

そんなこんなで今度こそ終了。