■銀一 シルクグレーカードVer.2
正しいWBというものに興味があって買ってみました。
お値段は¥2,000くらい。Nikonや中華製のものであれば、この半値以下で買えます。
敢えてこれを選んだのは、店頭で見かけて衝動買いしただけなので何も意図は無い。無いんだなこれが。
表面は、18%グレー、シルクスクリーン印刷。
裏面は、ライトグレー(反射率約50%)、シルクスクリーン印刷。
A4サイズで、これが2枚入っています。
本体は非常に傷が付き易いです。
ということで、ネットで見かけた先人の知恵をパクる。
100均の名刺ケースに、良い感じに切り取ったグレーカードを貼り付けて完成。
ヨシッ!と思ったけど、室内でいつも同じ環境で撮るなら、こうする必要はないのでは?
使い方は、測光モードをスポット測光にして、WB-プリセットマニュアルで、WBを取得します。取得したWBは「PRE」を選択することで使用可能。
この辺りの設定は、メーカーによって差異があるので詳しくは公式HPへどうぞ。
ということで撮影。
WBは上から、AUTO、18%グレー(PRE)、ライトグレー(PRE)。
NIKON D5200 | TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD | 3sec | f10 | ISO400
撮影スペースのある部屋は、天井は薄い色の木目調で壁がベージュ色です。
そのためか、AUTOで撮ると少々赤み掛かります。
18%グレーで撮ると、その赤みが抑えられ、白がより白っぽく表現できるようになりました。
ライトグレーだと逆に青み掛かってしまいました。
WB取得時にグレーカードの角度を微妙に変えたりすると、緑っぽくなったりもするので、1回撮って確認しといた方が無難。
ということで18%グレーええやん!と思い、他のフィギュアでさらに撮影。
上がAUTO。下が18%グレーです。
NIKON D5200 | TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD | 2sec | f8 | ISO400
NIKON D5200 | TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD | 0.77sec | f5.6 | ISO400
ブレードライガーに関しては特にコメント無いけど、問題は愛馬(凶暴)さん。
AUTOと比較すると、赤みが抑えられているので、赤が主体のチェストブレイクだとちょっと物足りない感じがする。
この場合、レビュー写真ならグレー18%。イメージショットのボカしドアップとかならAUTOか?
赤だけAUTOから持ってきたいけど、そういうのもLightroom課金すればできるのかしら?(無知)
まぁ結局個々人の好みなので、明確な正解なんてないんですけどね、初見さん。
■至近距離レフ板
用意するもの:
画用紙(白)、カッター、コンパス(一回り大きいレンズキャップでも可)
画用紙二つ折りにして、円書いて、切って完成。以上!
で、これをレンズに通して使います。
ほんで、撮影。
上がレフ無し、下がレフ有り。
NIKON D5200 | TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD | 2sec | f4 | ISO100
NIKON D5200 | TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD | 1/5sec | f1.8 | ISO400
髪でご尊顔に影が差していましたが、レフ板で光が入って良い感じになりました。
一方で、光が入るということは影が弱まり、立体感が薄れます。
脇のやつに関してはレフ無しの方がいいと思う。
要は、光と影、どちらを取るのか?(溢れる厨二感)って話しやね。
あとこのレフ板は、焦点距離が短いやつじゃないと意味がないです。
接写によってストロボ使うとレンズの影が出来る、通常のレフ板では光が当てられないといった時に、光を当てるものです。
90mmとか使うならストロボや普通のレフ板を使った方が良いと思う。
もっと言うとこれも「穴あきレフ板」みたいな名前で、ちゃんとしたやつが売ってるのでご興味ある方はググれ。
■まとめ
フィギュア撮影は楽しいZOY!